2023-08-22
売却を検討している不動産に問題がある場合、そのまま売っても良いのか、スムーズに売れるのか、さまざまな不安があるでしょう。
なかでも近隣トラブルがある家は、目に見えるものではないからと隠したままで売ると、あとで大きな問題に発展する可能性があります。
ここでは近隣トラブルがある家の売却について、告知義務や未解決で売るリスク、売る方法について解説します。
\お気軽にご相談ください!/
不動産の売却において、その物件になにかしらの問題がある場合は、それを買主に告知しなければなりません。
それは、近隣トラブルがある不動産の場合でも同じです。
近所に住む人から騒音や嫌がらせなどの迷惑を被っている場合、環境的瑕疵にあたるため買主への告知義務があります。
万が一故意に告知せずそのまま売却した場合、あとで契約不適合責任に問われる可能性もあるので、隠さずに告知することが大切です。
ちなみに、近隣トラブルは人によって感じ方が異なり、気にならない方もいますが、少しでも環境的瑕疵にあたる可能性があれば、告知したほうがが安心です。
▼この記事も読まれています
不動産の売却時に必要な付帯設備表とは?知っておきたい記載事項や注意点
\お気軽にご相談ください!/
本来なら近隣トラブルがある不動産は、トラブルを解決してから売るのが理想ですが、解決が難しい場合もあるでしょう。
トラブル未解決のままで売却する場合、トラブルについて買主に正直に伝えなければならず、売却価格の値下げを求められるリスクがあります。
その際の減額幅はトラブルの内容や買主の感じ方によって異なり、予想よりも大幅な値下げを求められるかもしれません。
ほかにも前述のとおり、告知せず売却した場合には契約不適合責任を問われ、損害賠償請求されるリスクもあります。
▼この記事も読まれています
不動産の売却時に必要な物件調査とは?特徴や流れをご紹介!
\お気軽にご相談ください!/
近隣トラブルの内容が騒音程度で告知する義務がなく、さらに好立地の場合は仲介業者に依頼し通常の方法で売れる可能性があります。
ただし、多くの場合は買い手が付きにくく告知義務もあるため、通常の方法ではなく買取業者に買取を依頼するほうがスムーズです。
専門の買取業者は訳アリ物件の取り扱いに慣れているので、近隣トラブルがある不動産でも難なく買取してもらえます。
また、通常の方法ではいつまでも買主が決まらない可能性がありますが、買取業者に買取を依頼すればスピーディーな売却が期待できます。
▼この記事も読まれています
不動産買取でよくあるトラブルとは?解決策や回避方法を解説!
売却したい不動産に近隣トラブルがある場合、環境的瑕疵にあたるため告知義務があります。
トラブル未解決で売ると売却価格が下がるリスクがあり、告知義務を怠ると損害賠償請求されるなどのリスクもあります。
買取業者に買取を依頼すれば、スムーズな売却が期待できるのでおすすめです。
藤沢市の不動産売却・相続・住み替えなど不動産のことなら藤沢不動産売却サイトにお任せください。
藤沢市及び隣接の市区町村、横浜市・茅ヶ崎市・鎌倉市・綾瀬市・大和市・寒川町・海老名市で不動産売却をご検討中の方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
検査済証がない場合でも不動産売却は可能?検査済証の重要性を解説
ローン残債がある不動産を売却!抵当権の基本と売却の方法・注意点を解説
不動産の買取とは?成功するためのコツや押さえておきたい注意点も解説
不動産売却を知られたくない!気付かれずに売却を進める方法をご紹介
不動産買取の依頼を検討しているものの、知識や経験がなく不安を感じている方は多いかもしれません。 不動産買取を依頼し取引をスムーズに進めるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大...
2023-07-11
土地の売却で地中埋設物があると、土地を取得した後にトラブルが発生する可能性が高いので事前に調べて対処しなければなりません。 また、撤去や調査にはそれなりの費用が必要となります。 本記事で...
2023-08-08
築年数が経過している物件には、アスベストが使用されていることも少なくありません。そのような物件を売却する際、そのままの状態で売却できるのかは気になるところです。そこで今回は、アスベストと...
2024-01-23
空き家にある仏壇はどう処分すればいいのでしょうか?いい加減に扱うわけにはいかないだけに難しい問題です。あとから問題が起こらないよう、仏壇処分の方法を手順を含めて本記事で解説していきます。...
2024-03-12
手持ちのお金がないからとの理由で、家の売却を検討する方は少なからずいます。家の売却を成功させるためには、家を売る方法や売却に際して必要となる費用などを知っておくことが大切です。そこで今回は、お金がない場合に家を売る方...
2024-07-23
誰も住んでいない実家を相続したなどの理由で、空き家を所有している方は少なくないかと思います。そのような場合は、「空き家でも火災保険は入る必要があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、...
2024-07-16
不動産の売買においては、不動産売買契約書が必要になります。しかし、なぜ不動産売買契約書が必要になるのかは疑問に思うところではないでしょうか。そこで今回は、不動産売買契約書が必要な理由と、間違われやすい重要事項説明書と...
2024-07-02
売却したい不動産を査定してもらうと「不動産査定書」を作成してもらえます。日常生活で目にするものではないため、どのように見れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、不動産売却において目にする不動...
2024-06-11
売却したい建物の検査済証がない場合、不動産売却がスムーズに進みにくくなるのをご存じでしょうか。この検査済証は建築計画が法令に適合していることを示す公式な証明書類であり、書類には建物の構造や使用材料、工事の過程などが明...
2024-12-24
不動産売却を検討している方のなかには、さまざまな不安や懸念を抱えている方もいます。とくに心配されることが多いのは、送電線のすぐ下に家があるといったお悩みです。今回は、送電線下にある不動産の売却を検討している方に向けて...
2024-05-28
ファミリータイプのマイホームを購入した場合、子どもの独立などで老後に家族構成が変わると、家が広すぎるせいで困ってしまいがちです。この場合は、より適した間取りへの住み替えをおすすめします。今回は住み替えをおすすめする理...
2024-05-14
不動産売却の際はさまざまな書類が必要で、そのなかのひとつに「登記簿謄本」があります。では、登記簿謄本とはどのような書類で、いつ必要になるのでしょうか。今回は、それらの疑問を解決するとともに、登記簿謄本の見方についても解説...
2024-02-06
不動産を売却したいとき、ローン残債をすでに清算できているかどうかは大事なポイントです。しかし、不動産の売却にローン残債がどう関係するのか、返済途中だと何か問題が起きるのか、疑問に感じるところでしょう。そこで今回は、基...
2024-11-26
小規模宅地の特例とは、一定の条件を満たしている不動産の相続において、その相続税を大幅に削減できる制度です。しかし、特例は自動的に適用されるものではなく、状況ごとに必要な書類を集めたうえで手続きをおこなわなければいけません...
2024-04-30
不動産を売却すると一時的に大きな額の現金を手に入れることになりますが、その後に税金の支払いが発生する場合があります。どの程度の支払いが必要なのか、そもそも支払いが発生するのかどうか、わからないところも多いでしょう。そ...
2024-04-23
親から土地を相続した際、小規模宅地等の特例を利用すれば相続税を大幅に軽減できます。しかし特例には適用要件が定められており、誰しもが使えるわけではない点に注意が必要です。そこで今回は、小規模宅地等の特例の概要や適用要件...
2024-04-16
親から、子どもへ財産を引き継ぐ方法としてまずイメージするのは、「相続」である方が多いでしょう。しかし、財産を相続する際には相続税がかかることから、「贈与」の際にかかる贈与税とどちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃる...
2024-07-16
不動産を相続する予定がある場合、相続について調べるなかで、さまざまな手続きがあってややこしいと感じる方も少なくないかと思います。また、数多くある手続きにはそれぞれ期限があるため、なかなか把握しづらいという方もいらっし...
2024-07-09
不動産相続をする予定がある場合、相続について調べるなかで「配偶者居住権」という言葉を目にする方も少なくないかと思います。しかし、「配偶者居住権って何?条件はあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。...
2024-06-25
原則として、不動産を売却できるのは家の名義人に限られています。それでは親が亡くなった、あるいは認知症になって判断能力がないなどの場合に親名義の空き家を売却するにはどうしたら良いのでしょうか。そこで今回は、親名義の空き...
2024-05-07