2023-10-31
通常、人が住んでいない空き家だとしても、適切にメンテナンスや修繕を実施する必要があります。
そのため、空き家での雨漏りについても、日ごろから対策をとっておくのが大切です。
今回は、空き家で雨漏りが発生する原因と対策、雨漏りを放置するリスクについて解説します。
空き家を所有している方は、ぜひ参考にしてください。
\お気軽にご相談ください!/
空き家で雨漏りが発生する原因としては、まず屋根からの浸水が挙げられます。
人が住まなくなった空き家は劣化のスピードが早く、さまざまなパーツでひび割れや浮き、コーティングの剥がれ、瓦のずれなどが生じる可能性が高いです。
経年劣化によって屋根が傷み、雨水が侵入するケースは意外に多いものです。
ほかに、外壁のシーリング材が剥がれていたり、窓ガラスが割れていたりしている場合も、雨漏りが発生します。
▼この記事も読まれています
空き家放置のデメリットは?税金の負担や売却方法をご紹介!
\お気軽にご相談ください!/
雨漏りが発生すると、家屋の木材や壁紙などが濡れてしまうので、カビが生じるリスクがあります。
空き家の場合は雨漏りに気づかない可能性も高く、様子を確認しに行ったところカビだらけだったといったケースも少なくありません。
また、雨漏りによって基礎や柱部分が急速に劣化する恐れがある点にも注意が必要です。
木材が濡れた状態で放置すると、腐食が進み、建物自体に大きなダメージを与える可能性があります。
そして、雨漏りの放置によって害虫発生のリスクも高まります。
雨漏りで湿気がたまりやすくなった部屋では、ゴキブリやダニなど湿気を好む害虫が発生しやすいです。
害虫は衛生面での問題だけでなく、害獣を呼び寄せる原因にもなりかねません。
▼この記事も読まれています
空き家を売りたい場合の売却方法とは?かかる費用も把握しよう!
\お気軽にご相談ください!/
雨漏り対策のために、定期的に空き家の状況を確認するのが大切です。
雨漏りを確認するには、天井にしみがないか、カビ臭くないか、壁紙の浮きはないかなどをチェックする方法があります。
これらは雨漏りのサインと言えるので、発見したら早めに業者へ相談しましょう。
なお、雨漏り対策としては防水シールや防水テープで補修するのもひとつの手です。
雨の降っていない日に、ほこりや油分を除去してから張り付ければ、小さな雨漏りは防げます。
雨漏りの範囲が大きい場合や、雨漏り部分が特定できない場合には、ブルーシートをかぶせる方法がおすすめです。
雨漏りしている範囲をすべて覆える大きさのブルーシートをかぶせ、隅に土のうを置いて固定します。
ただ、これらの対策は応急処置なので、雨漏り発生時にはすぐに業者へ依頼して根本的な解決を図るのが大切です。
▼この記事も読まれています
遠方の不動産を売却する方法とは?売却の流れや注意点を解説
以上、空き家で雨漏りが発生する原因・対策、放置のリスクを解説しました。
雨漏りの原因としては、経年劣化による屋根や外壁、窓ガラスからの浸水が挙げられます。
放置するとカビや腐食のリスクがあるので、防水テープやブルーシートでの対策が重要です。
藤沢市の不動産売却・相続・住み替えなど不動産のことなら藤沢不動産売却サイトにお任せください。
藤沢市及び隣接の市区町村、横浜市・茅ヶ崎市・鎌倉市・綾瀬市・大和市・寒川町・海老名市で不動産売却をご検討中の方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
検査済証がない場合でも不動産売却は可能?検査済証の重要性を解説
ローン残債がある不動産を売却!抵当権の基本と売却の方法・注意点を解説
不動産の買取とは?成功するためのコツや押さえておきたい注意点も解説
不動産売却を知られたくない!気付かれずに売却を進める方法をご紹介
この記事のハイライト ●空き家を現状のままで売りたい場合は、売却価格の設定に注意する●空き家を更地にして売りたい場合は、解体費用の資金計画に注意する●空き家を売却する際は、...
2022-10-11
国内では空き家が増えていますが、それらを放置するリスクはどこにあるでしょうか。 ケースによっては特例による減税が適用されなくなることもあるため、事前に対策しておくことが重要です。 そこで...
2023-05-23
空き家を所有していても、活用方法がなく売却を検討している方も少なくありません。 なかなか空き家が売却できない場合は不動産会社に買取してもらう方法があります。 この記事では空き家を買取して...
2023-08-29
誰も住まなくなった実家など、空き家を所有している方のお悩みでよくあるのがライフラインをどうするかです。 なるべくコストをかけたくないのは当たり前ですが、水道などを止めてしまって良いのでし...
2023-10-17
手持ちのお金がないからとの理由で、家の売却を検討する方は少なからずいます。家の売却を成功させるためには、家を売る方法や売却に際して必要となる費用などを知っておくことが大切です。そこで今回は、お金がない場合に家を売る方...
2024-07-23
誰も住んでいない実家を相続したなどの理由で、空き家を所有している方は少なくないかと思います。そのような場合は、「空き家でも火災保険は入る必要があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、...
2024-07-16
不動産の売買においては、不動産売買契約書が必要になります。しかし、なぜ不動産売買契約書が必要になるのかは疑問に思うところではないでしょうか。そこで今回は、不動産売買契約書が必要な理由と、間違われやすい重要事項説明書と...
2024-07-02
売却したい不動産を査定してもらうと「不動産査定書」を作成してもらえます。日常生活で目にするものではないため、どのように見れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、不動産売却において目にする不動...
2024-06-11
売却したい建物の検査済証がない場合、不動産売却がスムーズに進みにくくなるのをご存じでしょうか。この検査済証は建築計画が法令に適合していることを示す公式な証明書類であり、書類には建物の構造や使用材料、工事の過程などが明...
2024-12-24
不動産売却を検討している方のなかには、さまざまな不安や懸念を抱えている方もいます。とくに心配されることが多いのは、送電線のすぐ下に家があるといったお悩みです。今回は、送電線下にある不動産の売却を検討している方に向けて...
2024-05-28
ファミリータイプのマイホームを購入した場合、子どもの独立などで老後に家族構成が変わると、家が広すぎるせいで困ってしまいがちです。この場合は、より適した間取りへの住み替えをおすすめします。今回は住み替えをおすすめする理...
2024-05-14
不動産売却の際はさまざまな書類が必要で、そのなかのひとつに「登記簿謄本」があります。では、登記簿謄本とはどのような書類で、いつ必要になるのでしょうか。今回は、それらの疑問を解決するとともに、登記簿謄本の見方についても解説...
2024-02-06
不動産を売却したいとき、ローン残債をすでに清算できているかどうかは大事なポイントです。しかし、不動産の売却にローン残債がどう関係するのか、返済途中だと何か問題が起きるのか、疑問に感じるところでしょう。そこで今回は、基...
2024-11-26
小規模宅地の特例とは、一定の条件を満たしている不動産の相続において、その相続税を大幅に削減できる制度です。しかし、特例は自動的に適用されるものではなく、状況ごとに必要な書類を集めたうえで手続きをおこなわなければいけません...
2024-04-30
不動産を売却すると一時的に大きな額の現金を手に入れることになりますが、その後に税金の支払いが発生する場合があります。どの程度の支払いが必要なのか、そもそも支払いが発生するのかどうか、わからないところも多いでしょう。そ...
2024-04-23
親から土地を相続した際、小規模宅地等の特例を利用すれば相続税を大幅に軽減できます。しかし特例には適用要件が定められており、誰しもが使えるわけではない点に注意が必要です。そこで今回は、小規模宅地等の特例の概要や適用要件...
2024-04-16
親から、子どもへ財産を引き継ぐ方法としてまずイメージするのは、「相続」である方が多いでしょう。しかし、財産を相続する際には相続税がかかることから、「贈与」の際にかかる贈与税とどちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃる...
2024-07-16
不動産を相続する予定がある場合、相続について調べるなかで、さまざまな手続きがあってややこしいと感じる方も少なくないかと思います。また、数多くある手続きにはそれぞれ期限があるため、なかなか把握しづらいという方もいらっし...
2024-07-09
不動産相続をする予定がある場合、相続について調べるなかで「配偶者居住権」という言葉を目にする方も少なくないかと思います。しかし、「配偶者居住権って何?条件はあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。...
2024-06-25
原則として、不動産を売却できるのは家の名義人に限られています。それでは親が亡くなった、あるいは認知症になって判断能力がないなどの場合に親名義の空き家を売却するにはどうしたら良いのでしょうか。そこで今回は、親名義の空き...
2024-05-07