2023-11-14
相続や住み替えなどの理由により、いらない家を所有したままになっている方は多いでしょう。
いらない家は放置しているとトラブルの原因になるため早急な処分が必要です。
今回は、いらない家を処分したほうが良い理由や処分する方法、処分時の注意点についてご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
誰も住んでいない家であっても、所有している限りは管理の責任が生じます。
管理のためには物件に赴いたり代行業者を雇って清掃や草むしりをしなければならず、手間やお金が必要です。
放置していると建物の老朽化が進み、害虫や害獣の温床になったり倒壊の危険性が高まったりと良いことはありません。
また、放置している住宅が原因で近隣の住民が損害を被った場合、所有者に賠償請求される場合があります。
そして、不動産を所有し続けている限り毎年固定資産税などの税金を支払わなければなりません。
放置していると出費がかさむため、いらない家は早めに処分したほうが良いのです。
▼この記事も読まれています
土地の売却後に確定申告は必要?流れや必要書類なども解説
\お気軽にご相談ください!/
使用しない住宅を処分する際、一般的な方法は個人への売却です。
ただし古い家は買い手がつきにくく、建物部分を解体して更地にしたほうが売れる可能性があります。
また、行政や企業などに土地を寄付する方法もありますが、有用な土地でないと引き取ってもらえないケースも多いです。
はじめからいらないと分かっている住宅であれば、相続の時点で相続放棄する手もあります。
すでに相続して3か月以上経っている場合は売却など別の手段をとらなければなりませんが、相続の発生から3か月以内であれば放棄可能です。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な告知書とは?記入方法や注意点を解説
\お気軽にご相談ください!/
住宅を売却で処分する際は、契約不適合責任を負うことに注意が必要です。
売主が買主に住宅の欠陥や瑕疵を伝達せずに物件を引き渡し、それによって買主が損害を被った場合は賠償請求される可能性があります。
プロにホームインスペクションを依頼して確認してもらうなど、トラブルが発生しないように気を付けましょう。
また、相続放棄では1つの財産のみを手放せず、相続予定であった財産すべてを手放すことになります。
相続した場合でも次の相続人が見つかるまでは管理責任が生じる点にも注意が必要です。
さらに、いらない家を処分する際は家財道具も自力で処分しなければなりません。
▼この記事も読まれています
不動産売却の際にゆとりを持って用意しておきたい必要書類
いらない家を放置していると、管理費や税金で出費がかさむため早急に手放すことをおすすめします。
住宅を手放すには売却が一般的ですが、寄付や相続放棄などの手段がとられる場合もあります。
ただし、手放す際の処理を適当におこなうと契約不適合責任を問われるケースもあるため注意が必要です。
藤沢市の不動産売却・相続・住み替えなど不動産のことなら藤沢不動産売却サイトにお任せください。
藤沢市及び隣接の市区町村、横浜市・茅ヶ崎市・鎌倉市・綾瀬市・大和市・寒川町・海老名市で不動産売却をご検討中の方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
検査済証がない場合でも不動産売却は可能?検査済証の重要性を解説
ローン残債がある不動産を売却!抵当権の基本と売却の方法・注意点を解説
不動産の買取とは?成功するためのコツや押さえておきたい注意点も解説
不動産売却を知られたくない!気付かれずに売却を進める方法をご紹介
この記事のハイライト ●空き家を現状のままで売りたい場合は、売却価格の設定に注意する●空き家を更地にして売りたい場合は、解体費用の資金計画に注意する●空き家を売却する際は、...
2022-10-11
国内では空き家が増えていますが、それらを放置するリスクはどこにあるでしょうか。 ケースによっては特例による減税が適用されなくなることもあるため、事前に対策しておくことが重要です。 そこで...
2023-05-23
空き家を所有していても、活用方法がなく売却を検討している方も少なくありません。 なかなか空き家が売却できない場合は不動産会社に買取してもらう方法があります。 この記事では空き家を買取して...
2023-08-29
誰も住まなくなった実家など、空き家を所有している方のお悩みでよくあるのがライフラインをどうするかです。 なるべくコストをかけたくないのは当たり前ですが、水道などを止めてしまって良いのでし...
2023-10-17
手持ちのお金がないからとの理由で、家の売却を検討する方は少なからずいます。家の売却を成功させるためには、家を売る方法や売却に際して必要となる費用などを知っておくことが大切です。そこで今回は、お金がない場合に家を売る方...
2024-07-23
誰も住んでいない実家を相続したなどの理由で、空き家を所有している方は少なくないかと思います。そのような場合は、「空き家でも火災保険は入る必要があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、...
2024-07-16
不動産の売買においては、不動産売買契約書が必要になります。しかし、なぜ不動産売買契約書が必要になるのかは疑問に思うところではないでしょうか。そこで今回は、不動産売買契約書が必要な理由と、間違われやすい重要事項説明書と...
2024-07-02
売却したい不動産を査定してもらうと「不動産査定書」を作成してもらえます。日常生活で目にするものではないため、どのように見れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、不動産売却において目にする不動...
2024-06-11
売却したい建物の検査済証がない場合、不動産売却がスムーズに進みにくくなるのをご存じでしょうか。この検査済証は建築計画が法令に適合していることを示す公式な証明書類であり、書類には建物の構造や使用材料、工事の過程などが明...
2024-12-24
不動産売却を検討している方のなかには、さまざまな不安や懸念を抱えている方もいます。とくに心配されることが多いのは、送電線のすぐ下に家があるといったお悩みです。今回は、送電線下にある不動産の売却を検討している方に向けて...
2024-05-28
ファミリータイプのマイホームを購入した場合、子どもの独立などで老後に家族構成が変わると、家が広すぎるせいで困ってしまいがちです。この場合は、より適した間取りへの住み替えをおすすめします。今回は住み替えをおすすめする理...
2024-05-14
不動産売却の際はさまざまな書類が必要で、そのなかのひとつに「登記簿謄本」があります。では、登記簿謄本とはどのような書類で、いつ必要になるのでしょうか。今回は、それらの疑問を解決するとともに、登記簿謄本の見方についても解説...
2024-02-06
不動産を売却したいとき、ローン残債をすでに清算できているかどうかは大事なポイントです。しかし、不動産の売却にローン残債がどう関係するのか、返済途中だと何か問題が起きるのか、疑問に感じるところでしょう。そこで今回は、基...
2024-11-26
小規模宅地の特例とは、一定の条件を満たしている不動産の相続において、その相続税を大幅に削減できる制度です。しかし、特例は自動的に適用されるものではなく、状況ごとに必要な書類を集めたうえで手続きをおこなわなければいけません...
2024-04-30
不動産を売却すると一時的に大きな額の現金を手に入れることになりますが、その後に税金の支払いが発生する場合があります。どの程度の支払いが必要なのか、そもそも支払いが発生するのかどうか、わからないところも多いでしょう。そ...
2024-04-23
親から土地を相続した際、小規模宅地等の特例を利用すれば相続税を大幅に軽減できます。しかし特例には適用要件が定められており、誰しもが使えるわけではない点に注意が必要です。そこで今回は、小規模宅地等の特例の概要や適用要件...
2024-04-16
親から、子どもへ財産を引き継ぐ方法としてまずイメージするのは、「相続」である方が多いでしょう。しかし、財産を相続する際には相続税がかかることから、「贈与」の際にかかる贈与税とどちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃる...
2024-07-16
不動産を相続する予定がある場合、相続について調べるなかで、さまざまな手続きがあってややこしいと感じる方も少なくないかと思います。また、数多くある手続きにはそれぞれ期限があるため、なかなか把握しづらいという方もいらっし...
2024-07-09
不動産相続をする予定がある場合、相続について調べるなかで「配偶者居住権」という言葉を目にする方も少なくないかと思います。しかし、「配偶者居住権って何?条件はあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。...
2024-06-25
原則として、不動産を売却できるのは家の名義人に限られています。それでは親が亡くなった、あるいは認知症になって判断能力がないなどの場合に親名義の空き家を売却するにはどうしたら良いのでしょうか。そこで今回は、親名義の空き...
2024-05-07