2023-12-19
実家を離れて生活している方のなかには、そろそろ実家じまいをしなければならないと考えている方も多いと思います。
しかし、いったいどこから手をつければ良いのか、どのように進めれば良いのか途方に暮れている方もいるでしょう。
今回は、実家じまいとはどのようなものか、実家じまいの方法や事前準備、処分方法についてご紹介します。
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実家じまいとは、実家の親が亡くなった、施設に入ることになった、同居することになったなど、実家に住む人がいなくなったなどの理由で、実家を整理して処分する作業のことです。
実家じまいをおこなう理由のひとつは、子ども世代に迷惑をかけないためです。
古い家のメンテナンスには費用や手間がかかるうえに、固定資産税もかかってしまうため、不動産を引き継ぐ子どもにさまざまな負担がかかってしまいます。
一方で、親世代が自分たちのために実家じまいをおこなうケースもあります。
高齢になると、広い家の管理が大変なうえ、バリアフリーではないために生活に不便を強いられることも多く、家を処分してコンパクトな家へ引っ越すケースも少なくありません。
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実家じまいをする前にやっておく準備として、親や兄弟と実家をどうするか話し合いをしておく必要があります。
実家の持ち主である親と、いずれ引き継ぐことになる子どもたちで、しっかり話し合いをして意見を出し合い、互いの意向を聞いたうえで双方が納得できる方法を考えましょう。
また、実家じまいをする前に、親の財産を把握しておくことも大切です。
実家だけでなく、他にも処分しなければならない不動産が出てくる可能性もあるため、親が元気なうちに一度きちんと話をしておくと良いです。
もし、実家じまいをする目的が住み替えなら、実家じまいをする前に住み替え先のマンションなどを探しておく必要があります。
今の年齢やライフスタイルに合った住み替え先を探しましょう。
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実家じまいをする際には、家を売却する方法と、家を解体し更地にして売却する方法の2通りがあります。
家を売却する際には、不動産の査定をおこない、仲介業者を選んで不動産の売却活動を進めていきましょう。
家を解体する場合は、解体費用が必要になり、木造で1坪あたり2万~3万円、鉄筋で1坪あたり3万~5万円が目安です。
そして、意外と大変なのが実家の荷物の処分方法といわれています。
後々トラブルにならないよう、処分するものや残しておくものを家族全員で書き出して把握し、共有しておくことをおすすめします。
共有できたら、片づけの計画を立てるとともに、業者の活用やトランクルームの利用などを検討し、進めていくと良いでしょう。
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実家じまいをトラブルなくおこなうためには、まだ親が元気なうちに親と兄弟で実家じまいの方法について話し合っておくことが大切です。
事前準備や話し合いをしっかりおこなって、みんなが納得できるスムーズな実家じまいをおこないましょう。
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