2024-01-23
土地を有効活用するために賃貸併用住宅を利用していたものの、都合により手放そうと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、賃貸併用住宅は売却しにくいといわれているため、いくつかのコツを使わないと困難かもしれません。
今回は、賃貸併用住宅が売却しにくい理由や売却のコツについてご紹介します。
\お気軽にご相談ください!/
賃貸併用住宅とは、自宅として利用している建物のなかに、賃貸住宅となるスペースがあるタイプの住宅のことです。
たとえば1階は所有者の自宅として使い、2階は賃貸住宅として運用しているパターンが該当します。
厳密に定義されているわけではありませんが「自宅面積が総面積の50%以上を占めている住宅」を基準にしていることが一般的です。
家賃収入を住宅ローンの返済に充てるなどして、家計の負担を減らす目的で建築されることが多くあります。
▼この記事も読まれています
不動産の売却時に必要な付帯設備表とは?知っておきたい記載事項や注意点
\お気軽にご相談ください!/
賃貸併用住宅は、賃貸に使える部屋数が通常の賃貸住宅よりも少なく利回りが低いため、投資効率がどうしても悪くなってしまいます。
また、もともと賃貸併用住宅の需要が少ないので、賃貸併用住宅を取り扱っているマーケット自体が少ないのも売却のしにくさに繋がっている要因といえます。
投資物件として賃貸併用住宅を見てみると、自宅部分を活かしにくいのもデメリットです。
自宅部分が賃貸部分とあまり変わらない仕様なら、そのまま賃貸として転用できます。
しかし、1階層をまるごと自宅にしている場合などは、なかなか賃貸としては運用しにくいです。
さらに、通常の賃貸住宅と同じく空室リスクがあるため、期待どおりの収入を得られるとは限りません。
▼この記事も読まれています
不動産の売却時に必要な物件調査とは?特徴や流れをご紹介!
\お気軽にご相談ください!/
賃貸住宅を購入する方は、投資目的であることが多いです。
賃貸併用住宅を売却しやすくするためには、投資目的の方向けに収益性をアピールできると良いでしょう。
つまり、賃貸部分が満室の状態で売りに出せば、収益性が高くなるので売却できる確率が上がります。
また、自宅部分が賃貸運用可能ならば、そのことはしっかりとアピールしたほうが望ましいです。
自宅部分と賃貸部分の仕様の差によっては、通常の賃貸物件とそう変わらない収益性が見込めると判断してくれるかもしれません。
▼この記事も読まれています
不動産買取でよくあるトラブルとは?解決策や回避方法を解説!
賃貸併用住宅は、賃貸住宅と自宅が同じ建物内にある住宅の総称です。
賃貸として使える部屋数の少なさや自宅部分の活用のしにくさが、売却するうえで不利に働くことが多くあります。
収益性が高い満室稼働の状態で売りに出したり、自宅部分が賃貸として有用だとアピールしたりすると売却しやすいです。
藤沢市の不動産売却・相続・住み替えなど不動産のことなら藤沢不動産売却サイトにお任せください。
藤沢市及び隣接の市区町村、横浜市・茅ヶ崎市・鎌倉市・綾瀬市・大和市・寒川町・海老名市で不動産売却をご検討中の方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
不動産売却時とのトラブルを避けたい!トラブル事例と対策方法を解説
事故物件とはどのような不動産?売却の方法や注意点をご紹介
不動産の売却で贈与税が発生するケースとは?贈与税を軽減する方法もご紹介
親の不動産は本人が認知症だと売却できない?トラブルと成年後見制度も解説
この記事のハイライト ●インスペクションは、建物を知り安全に取引する目的でおこなう●インスペクションは売却活動開始前におこない、不合格の場合は修繕をおこなうか検討してから売...
2022-08-09
この記事のハイライト ●遠方の不動産売却では、契約書の持ち回りや代理契約といった選択肢がある●売却活動中は、不動産会社からの報告書が重要な情報源となる●計画的に売却を進める...
2022-09-06
この記事のハイライト ●不動産売却前のリフォームが不要な理由は、ニーズに合わず費用を回収できない可能性が高いから●リフォームが必要なケースは、重要な設備が壊れている場合や、...
2022-09-06
不動産の相続をする予定の方なら「成年後見制度」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。 成年後見制度は大きく分けて「任意後見」と「法定後見」の2種類ですが、それぞれの特徴を把握しているで...
2023-06-06
目次 ▼ 気付かれずに不動産売却をするための媒介契約の結び方▼ 気付かれずに不動産売却をするための売却活動の進め方▼ 気付かれずに不動産売却をするための期間▼ まとめ ネガティブな理由によって売却を余儀なくされ、誰...
2024-10-01
不動産の売買においては、不動産売買契約書が必要になります。しかし、なぜ不動産売買契約書が必要になるのかは疑問に思うところではないでしょうか。そこで今回は、不動産売買契約書が必要な理由と、間違われやすい重要事項説明書と...
2024-07-02
ファミリータイプのマイホームを購入した場合、子どもの独立などで老後に家族構成が変わると、家が広すぎるせいで困ってしまいがちです。この場合は、より適した間取りへの住み替えをおすすめします。今回は住み替えをおすすめする理...
2024-05-14
海外への赴任や移住がきっかけで、日本国内に所有する不動産を売却しようと考える人も多いです。日本国内に居住していない人は「非居住者」として扱われますが、非居住者でも不動産売却はできるのでしょうか。今回は不動産売却の可否...
2024-05-07
売却したい建物の検査済証がない場合、不動産売却がスムーズに進みにくくなるのをご存じでしょうか。この検査済証は建築計画が法令に適合していることを示す公式な証明書類であり、書類には建物の構造や使用材料、工事の過程などが明...
2024-12-24
地震が多い国内では、住宅づくりで耐震性が重視されます。とくに、旧耐震基準の不動産は売りにくいといわれているため、売却時には工夫が必要です。そこで今回は、旧耐震基準とはどのようなものか、売却しにくいといわれる理由や効率...
2024-09-26
誰も住んでいない実家を相続したなどの理由で、空き家を所有している方は少なくないかと思います。そのような場合は、「空き家でも火災保険は入る必要があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、...
2024-07-16
売却したい不動産を査定してもらうと「不動産査定書」を作成してもらえます。日常生活で目にするものではないため、どのように見れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、不動産売却において目にする不動...
2024-06-11
不動産を相続すると贈与税が発生することは、多くの方が知っていると思います。しかし、不動産を売却した場合でも贈与税が発生するケースがあることは、意外と知らない方が多いようです。そこで今回は、不動産の売却で贈与税が発生す...
2025-03-04
不動産を売却したいとき、ローン残債をすでに清算できているかどうかは大事なポイントです。しかし、不動産の売却にローン残債がどう関係するのか、返済途中だと何か問題が起きるのか、疑問に感じるところでしょう。そこで今回は、基...
2024-11-26
小規模宅地の特例とは、一定の条件を満たしている不動産の相続において、その相続税を大幅に削減できる制度です。しかし、特例は自動的に適用されるものではなく、状況ごとに必要な書類を集めたうえで手続きをおこなわなければいけません...
2024-04-30
不動産を売却すると一時的に大きな額の現金を手に入れることになりますが、その後に税金の支払いが発生する場合があります。どの程度の支払いが必要なのか、そもそも支払いが発生するのかどうか、わからないところも多いでしょう。そ...
2024-04-23
親の不動産を売却しようと考えているとき、持ち主である本人が認知症になっていないかは大事なポイントです。不動産の売却には持ち主の意思が関わり、本人の健康状態は手続きの流れに影響しやすいため、注意が必要です。さらに今回は...
2025-02-04
親から、子どもへ財産を引き継ぐ方法としてまずイメージするのは、「相続」である方が多いでしょう。しかし、財産を相続する際には相続税がかかることから、「贈与」の際にかかる贈与税とどちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃる...
2024-07-16
不動産を相続する予定がある場合、相続について調べるなかで、さまざまな手続きがあってややこしいと感じる方も少なくないかと思います。また、数多くある手続きにはそれぞれ期限があるため、なかなか把握しづらいという方もいらっし...
2024-07-09
不動産相続をする予定がある場合、相続について調べるなかで「配偶者居住権」という言葉を目にする方も少なくないかと思います。しかし、「配偶者居住権って何?条件はあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。...
2024-06-25