2024-02-13
「物件が売れないと不安だけど、不動産に買い取ってもらうのは損するのでは?」と不安に感じている方は多いでしょう。
買取保証はスムーズに資金調達ができる一方で、買取額が相場よりもやや下がり、メリットとデメリットがあるため理解が必要です。
本記事では、不動産売却の買取保証とは何かお伝えしたうえで、メリットと利用できる条件を解説します。
\お気軽にご相談ください!/
買取保証とは、売り出した物件が一定期間経っても売れなかったとき、事前に決めていた金額で不動産会社が買取をしてくれる手段です。
そもそも物件の売買では、売主が不動産会社を通して条件の合致する買主を探して、契約を成立させる仕組みとなっています。
売り出している不動産の購入希望者が現れれば、スムーズに売買契約を進められますが、必ずしも条件の合う買主が出てくるわけではありません。
今の物件を売り払って生じた利益で引っ越しをしたいと考えていたり、資金調達の当てにしている場合は、スムーズに取引できるため有効です。
▼この記事も読まれています
不動産の売却時に必要な付帯設備表とは?知っておきたい記載事項や注意点
\お気軽にご相談ください!/
不動産売却の買取保証を利用するメリットは、期限・仲介手数料・契約不適合責任の3つの観点にあります。
買取保証の売却期間は原則3か月と決められており、買手が見つからなくても不動産会社が買取をしてくれるため、計画的に資産調達が可能です。
また買手が見つかった場合、不動産会社が仲介するため「3%+ 6万円」の仲介手数料として発生しますが、買取の場合、仲介手数料は発生しません。
最後に売却後3か月以内に欠陥が見つかった場合は売主が契約不適合責任を取る規定がありますが、不動産買取の場合は免責扱いとなります。
仲介するよりも物件価格が安くなる上、他の不動産会社に乗り換えられないデメリットがありますが、計画的に売却を進めたい方におすすめです。
▼この記事も読まれています
不動産の売却時に必要な物件調査とは?特徴や流れをご紹介!
\お気軽にご相談ください!/
不動産売却の買取保証は、すべての物件で利用できるわけではありません。
まず、第一に「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」のうちどれかの専属専任媒介契約を結ばなければなりません。
専属媒介契約を結ぶと、他の不動産会社と契約ができなくなるため、どこと契約を結ぶかを慎重に考える必要があります。
続いて、不動産会社が該当する物件に需要があると判断しなければ、買い取ってもらえません。
たとえば旧耐震基準(1981年以前の建物)・占有面積40㎡以下・立地が極端に悪いなどの物件は、買取を断られる可能性が高いです。
買取基準は各不動産会社によって異なるため、いくつかに問い合わせてみましょう。
▼この記事も読まれています
不動産買取でよくあるトラブルとは?解決策や回避方法を解説!
不動産売却における買取保証は、売り出した物件に買手がつかなくても不動産会社が買取をしてくれるため、売れ残りの不安がなく安心です。
ただし、すべての物件が買取対象となるわけではないため、まずは物件の買取をしてもらえるかを相談しましょう。
藤沢市の不動産売却・相続・住み替えなど不動産のことなら藤沢不動産売却サイトにお任せください。
藤沢市及び隣接の市区町村、横浜市・茅ヶ崎市・鎌倉市・綾瀬市・大和市・寒川町・海老名市で不動産売却をご検討中の方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
不動産売却時とのトラブルを避けたい!トラブル事例と対策方法を解説
事故物件とはどのような不動産?売却の方法や注意点をご紹介
不動産の売却で贈与税が発生するケースとは?贈与税を軽減する方法もご紹介
親の不動産は本人が認知症だと売却できない?トラブルと成年後見制度も解説
この記事のハイライト ●インスペクションは、建物を知り安全に取引する目的でおこなう●インスペクションは売却活動開始前におこない、不合格の場合は修繕をおこなうか検討してから売...
2022-08-09
この記事のハイライト ●遠方の不動産売却では、契約書の持ち回りや代理契約といった選択肢がある●売却活動中は、不動産会社からの報告書が重要な情報源となる●計画的に売却を進める...
2022-09-06
この記事のハイライト ●不動産売却前のリフォームが不要な理由は、ニーズに合わず費用を回収できない可能性が高いから●リフォームが必要なケースは、重要な設備が壊れている場合や、...
2022-09-06
不動産の相続をする予定の方なら「成年後見制度」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。 成年後見制度は大きく分けて「任意後見」と「法定後見」の2種類ですが、それぞれの特徴を把握しているで...
2023-06-06
目次 ▼ 気付かれずに不動産売却をするための媒介契約の結び方▼ 気付かれずに不動産売却をするための売却活動の進め方▼ 気付かれずに不動産売却をするための期間▼ まとめ ネガティブな理由によって売却を余儀なくされ、誰...
2024-10-01
不動産の売買においては、不動産売買契約書が必要になります。しかし、なぜ不動産売買契約書が必要になるのかは疑問に思うところではないでしょうか。そこで今回は、不動産売買契約書が必要な理由と、間違われやすい重要事項説明書と...
2024-07-02
ファミリータイプのマイホームを購入した場合、子どもの独立などで老後に家族構成が変わると、家が広すぎるせいで困ってしまいがちです。この場合は、より適した間取りへの住み替えをおすすめします。今回は住み替えをおすすめする理...
2024-05-14
海外への赴任や移住がきっかけで、日本国内に所有する不動産を売却しようと考える人も多いです。日本国内に居住していない人は「非居住者」として扱われますが、非居住者でも不動産売却はできるのでしょうか。今回は不動産売却の可否...
2024-05-07
売却したい建物の検査済証がない場合、不動産売却がスムーズに進みにくくなるのをご存じでしょうか。この検査済証は建築計画が法令に適合していることを示す公式な証明書類であり、書類には建物の構造や使用材料、工事の過程などが明...
2024-12-24
地震が多い国内では、住宅づくりで耐震性が重視されます。とくに、旧耐震基準の不動産は売りにくいといわれているため、売却時には工夫が必要です。そこで今回は、旧耐震基準とはどのようなものか、売却しにくいといわれる理由や効率...
2024-09-26
誰も住んでいない実家を相続したなどの理由で、空き家を所有している方は少なくないかと思います。そのような場合は、「空き家でも火災保険は入る必要があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、...
2024-07-16
売却したい不動産を査定してもらうと「不動産査定書」を作成してもらえます。日常生活で目にするものではないため、どのように見れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、不動産売却において目にする不動...
2024-06-11
不動産を相続すると贈与税が発生することは、多くの方が知っていると思います。しかし、不動産を売却した場合でも贈与税が発生するケースがあることは、意外と知らない方が多いようです。そこで今回は、不動産の売却で贈与税が発生す...
2025-03-04
不動産を売却したいとき、ローン残債をすでに清算できているかどうかは大事なポイントです。しかし、不動産の売却にローン残債がどう関係するのか、返済途中だと何か問題が起きるのか、疑問に感じるところでしょう。そこで今回は、基...
2024-11-26
小規模宅地の特例とは、一定の条件を満たしている不動産の相続において、その相続税を大幅に削減できる制度です。しかし、特例は自動的に適用されるものではなく、状況ごとに必要な書類を集めたうえで手続きをおこなわなければいけません...
2024-04-30
不動産を売却すると一時的に大きな額の現金を手に入れることになりますが、その後に税金の支払いが発生する場合があります。どの程度の支払いが必要なのか、そもそも支払いが発生するのかどうか、わからないところも多いでしょう。そ...
2024-04-23
親の不動産を売却しようと考えているとき、持ち主である本人が認知症になっていないかは大事なポイントです。不動産の売却には持ち主の意思が関わり、本人の健康状態は手続きの流れに影響しやすいため、注意が必要です。さらに今回は...
2025-02-04
親から、子どもへ財産を引き継ぐ方法としてまずイメージするのは、「相続」である方が多いでしょう。しかし、財産を相続する際には相続税がかかることから、「贈与」の際にかかる贈与税とどちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃる...
2024-07-16
不動産を相続する予定がある場合、相続について調べるなかで、さまざまな手続きがあってややこしいと感じる方も少なくないかと思います。また、数多くある手続きにはそれぞれ期限があるため、なかなか把握しづらいという方もいらっし...
2024-07-09
不動産相続をする予定がある場合、相続について調べるなかで「配偶者居住権」という言葉を目にする方も少なくないかと思います。しかし、「配偶者居住権って何?条件はあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。...
2024-06-25