2024-02-20
土地を売るタイミングは、いつがベストなのでしょうか。
市場の動向や税金の影響、自分のライフスタイルなど、さまざまな要素が関係してきます。
土地の売却を考えている方は、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。
そこで今回は、土地を売るタイミングについて解説します。
\お気軽にご相談ください!/
土地を売る際のタイミングとして、譲渡所得税の税率が変わるポイントが目安の一つとなります。
譲渡所得税は、不動産の売却に伴う所得税と住民税で、所有期間によって税率が異なります。
所有してから5年未満で売却すると、39.63%の税率が適用される短期譲渡所得となります。
一方、所有してから5年以上経過して売却すると、20.315%の税率が適用される長期譲渡所得となります。
したがって、5年以上となるタイミングで土地を売却すると税率が低くなるのです。
▼この記事も読まれています
旗竿地の売却はなぜ難しい?売却するための方法とは
\お気軽にご相談ください!/
不動産や土地を売る際のタイミングは、経済指標や地価動向によっても変動するものです。
経済指標は景気や物価、雇用状況などを示し、地価動向は土地の価格の変動を表します。
経済指標が好調で地価が上昇している時が売り時であり、需要が高まります。
逆に経済指標が悪化し、地価が下落している時は売るべき時ではありません。
2023年の国土交通省のデータによると、全国の公示地価の平均は上昇傾向となっています。
そのため、今が売り時ともいえるでしょう。
現在は、低金利施策によって不動産取引が後押しされている状態ではありますが、今後金利が上昇する可能性もあります。
そうなった場合、需要が減少する可能性があるため、売りづらくなることも予想されます。
土地の売却をご検討の際は、これらのデータも確認したうえでの判断が必要です。
▼この記事も読まれています
土地の査定方法の一つでもある公的評価とは?道路や形状も関係してくるのか
\お気軽にご相談ください!/
土地を売る際は名義の確認が重要です。
もし、土地の名義が自分になっていない場合は、売却手続きを進めることが難しくなります。
土地の名義が自分になっていないと売却しづらい理由は、原則として名義人以外は売却をおこなえないからです。
たとえば、相続した土地を売却する場合、相続登記をしていないと売却ができません。
売却を考えている場合は、早めに名義変更をおこなうことをおすすめします。
名義変更には、登記簿謄本や戸籍謄本などの書類が必要ですが、不動産会社や司法書士に依頼すればスムーズに進めることができますので、利用を検討すると良いでしょう。
名義変更をしておけば、売却時に起こるトラブルや時間のロスを防ぐことができます。
▼この記事も読まれています
土地を相続する際に起きるトラブルとは?相続税や登記を平等に対処する方法
土地を売るときには、タイミングの見極めが大切です。
所有期間によって税率が変動するため、ご自身の持つ土地の所有期間がどれくらいなのかを確認しましょう。
また、市場の動向によってもタイミングが異なりますので、こちらも確認したうえで判断することがおすすめです。
藤沢市の不動産売却・相続・住み替えなど不動産のことなら藤沢不動産売却サイトにお任せください。
藤沢市及び隣接の市区町村、横浜市・茅ヶ崎市・鎌倉市・綾瀬市・大和市・寒川町・海老名市で不動産売却をご検討中の方は、弊社までお気軽にお問い合わせください。
検査済証がない場合でも不動産売却は可能?検査済証の重要性を解説
ローン残債がある不動産を売却!抵当権の基本と売却の方法・注意点を解説
不動産の買取とは?成功するためのコツや押さえておきたい注意点も解説
不動産売却を知られたくない!気付かれずに売却を進める方法をご紹介
この記事のハイライト ●離婚による不動産売却の注意点①財産分与では売却金を分配したほうがトラブルを回避しやすい●離婚による不動産売却の注意点②売却方法は周囲に知られず早く売...
2022-10-11
この記事のハイライト ●成年後見制度とは、判断能力が低下した方に代わって財産管理や事務手続きの手配をおこなう仕組みのこと●成年後見人の選出にあたっては、家庭裁判所に申立ての...
2022-11-08
マイホーム売却の流れマイホーム売却を売却する前に知っておきたい9つのこと「売却金額は一体いくらになるのか」「そもそも売れるのか」マイホームを売ろうと考えている人はきっと、様々な不安や疑問を抱...
2023-03-04
売却する前に押さえておきたいこと 「間違いなく売れる」「○○○万円で買いたい人がいる!」それって詐欺かも?!売却したいご所有不動産は、「マイホーム」すまいだけではなく、別荘、相続で引き...
2023-03-07
手持ちのお金がないからとの理由で、家の売却を検討する方は少なからずいます。家の売却を成功させるためには、家を売る方法や売却に際して必要となる費用などを知っておくことが大切です。そこで今回は、お金がない場合に家を売る方...
2024-07-23
誰も住んでいない実家を相続したなどの理由で、空き家を所有している方は少なくないかと思います。そのような場合は、「空き家でも火災保険は入る必要があるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、...
2024-07-16
不動産の売買においては、不動産売買契約書が必要になります。しかし、なぜ不動産売買契約書が必要になるのかは疑問に思うところではないでしょうか。そこで今回は、不動産売買契約書が必要な理由と、間違われやすい重要事項説明書と...
2024-07-02
売却したい不動産を査定してもらうと「不動産査定書」を作成してもらえます。日常生活で目にするものではないため、どのように見れば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、不動産売却において目にする不動...
2024-06-11
売却したい建物の検査済証がない場合、不動産売却がスムーズに進みにくくなるのをご存じでしょうか。この検査済証は建築計画が法令に適合していることを示す公式な証明書類であり、書類には建物の構造や使用材料、工事の過程などが明...
2024-12-24
不動産売却を検討している方のなかには、さまざまな不安や懸念を抱えている方もいます。とくに心配されることが多いのは、送電線のすぐ下に家があるといったお悩みです。今回は、送電線下にある不動産の売却を検討している方に向けて...
2024-05-28
ファミリータイプのマイホームを購入した場合、子どもの独立などで老後に家族構成が変わると、家が広すぎるせいで困ってしまいがちです。この場合は、より適した間取りへの住み替えをおすすめします。今回は住み替えをおすすめする理...
2024-05-14
不動産売却の際はさまざまな書類が必要で、そのなかのひとつに「登記簿謄本」があります。では、登記簿謄本とはどのような書類で、いつ必要になるのでしょうか。今回は、それらの疑問を解決するとともに、登記簿謄本の見方についても解説...
2024-02-06
不動産を売却したいとき、ローン残債をすでに清算できているかどうかは大事なポイントです。しかし、不動産の売却にローン残債がどう関係するのか、返済途中だと何か問題が起きるのか、疑問に感じるところでしょう。そこで今回は、基...
2024-11-26
小規模宅地の特例とは、一定の条件を満たしている不動産の相続において、その相続税を大幅に削減できる制度です。しかし、特例は自動的に適用されるものではなく、状況ごとに必要な書類を集めたうえで手続きをおこなわなければいけません...
2024-04-30
不動産を売却すると一時的に大きな額の現金を手に入れることになりますが、その後に税金の支払いが発生する場合があります。どの程度の支払いが必要なのか、そもそも支払いが発生するのかどうか、わからないところも多いでしょう。そ...
2024-04-23
親から土地を相続した際、小規模宅地等の特例を利用すれば相続税を大幅に軽減できます。しかし特例には適用要件が定められており、誰しもが使えるわけではない点に注意が必要です。そこで今回は、小規模宅地等の特例の概要や適用要件...
2024-04-16
親から、子どもへ財産を引き継ぐ方法としてまずイメージするのは、「相続」である方が多いでしょう。しかし、財産を相続する際には相続税がかかることから、「贈与」の際にかかる贈与税とどちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃる...
2024-07-16
不動産を相続する予定がある場合、相続について調べるなかで、さまざまな手続きがあってややこしいと感じる方も少なくないかと思います。また、数多くある手続きにはそれぞれ期限があるため、なかなか把握しづらいという方もいらっし...
2024-07-09
不動産相続をする予定がある場合、相続について調べるなかで「配偶者居住権」という言葉を目にする方も少なくないかと思います。しかし、「配偶者居住権って何?条件はあるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。...
2024-06-25
原則として、不動産を売却できるのは家の名義人に限られています。それでは親が亡くなった、あるいは認知症になって判断能力がないなどの場合に親名義の空き家を売却するにはどうしたら良いのでしょうか。そこで今回は、親名義の空き...
2024-05-07