2024-03-12
空き家にある仏壇はどう処分すればいいのでしょうか?
いい加減に扱うわけにはいかないだけに難しい問題です。
あとから問題が起こらないよう、仏壇処分の方法を手順を含めて本記事で解説していきます。
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空き家に仏壇がある場合、もう必要ないから処分する、というわけにはいかないものです。
適切な形で仏壇処分したうえで、はじめて空き家そのものの扱いができるようになるといってもよいでしょう。
そんな仏壇処分の方法には大きく分けて2つの選択肢があります。
まず移動する方法、つまり仏壇を空き家から現在お住まいの家にお引越しさせる方法です。
もうひとつは仏壇そのものを処分する方法です。
引き取り手がいない場合、もしくは一戸建てから集合住宅に引っ越す際にこれまでの仏壇が設置できない場合に行う方法となるでしょう。
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まずは、仏壇処分の適切な手順を寺に相談するところから始めましょう。
その適切な手順の中でも、もっとも重要なのが「仏壇から魂を抜く」手続き(儀式)です。
その仏壇には祀られている故人の魂が宿っている形になっていますので、それを抜かないと魂ごと処分してしまうことになりかねません。
それはバチが当たるという以前に、非常識で社会的に責められる行為となるでしょう。
そのため、お坊さんに依頼して魂を抜いてもらうわけです。
最後に、仏壇を「モノ」として移動し処分することになります。
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上記のように空き家の仏壇処分ではまず祀られている故人の魂を抜いて、その仏壇を「モノ」にすることが第一、そのうえで状況に応じて適切な仏壇処分の方法を検討していくことになります。
まず仏壇を取り扱っている店舗に引き取ってもらう方法があります。
近くにこうしたお店がある場合には良い方法となるでしょう。
2つ目はリサイクル業者に引き取ってもらう方法。
「なんでも引き取ります」を看板に掲げているリサイクル店なら引き取ってもらえる可能性もあります。
無料で引き取ってもらいたい、あるいは売却してお金を得たい方にはよい方法でしょう。
ただし、すべてのリサイクル店が仏壇の買取を扱っているとはかぎらないので事前の確認が必須です。
空き家対策のために、とにかく仏壇を早く処分したいという場合には廃品回収業者に依頼するのも選択肢の一つです。
確実に引き取ってもらえるという点ではもっとも優れた選択肢と言えるかもしれません。
ただしお金がかかってしまうことや、仏壇を「廃品」として扱うことに対してやや罪悪感を覚えてしまうのが難点です。
廃品回収に抵抗がある際は遺品回収の形で引き取ってもらうのもよいでしょう。
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これまでの説明の通り、空き家にある仏壇は扱いが難しい面もあります。
空き家を手放すことを急いて、いい加減な処分方法を取ることを避け、丁寧に扱うことが重要です。
魂を抜く作業も含めて適切な手順を踏むうえで、手間やコストの面でもっともよい方法を選ぶようにしましょう。
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